歯科向けAI、戦略提携: 日本経済新聞
歯科向けAI、戦略提携
2021年5月13日 2:00 [有料会員限定]
レントゲンやCT画像を分析し、病状進行の計算や治療方針の設計ができる=羽医甘藍提供
人工知能(AI)による歯科医療支援の「羽医甘藍(DeepCare)」が、歯科医療分野に特化した投資を行う「松柏投資(CareCapital)」と戦略提携したことがわかった。
羽医甘藍は歯科医療向けのAIを手がける。同社の製品は歯科レントゲン画像とCT画像の分析や、分析結果に基づく今後の病状進行のシミュレーション、診断結果のアウトプットと治療方針の設計など、歯科医療業務の大半に対応する。世界で1500以上の医療機関が導入している。
松柏投資は歯科医療の材料や機器のメーカーに投資しており、投資先と羽医甘藍との事業提携を後押ししていく。