ソフトバンクが５Ｇ・ＸＲ技術で歯科手術の遠隔支援の実証実験

7月12日（月）22時28分　TBS

　ソフトバンクは、ベンチャー企業と連携して、ＶＲ＝仮想現実やＡＲ＝拡張現実の技術を用いた歯の手術を支援するための実証実験を始めました。

　この実験は５Ｇを使って遠隔での医療支援を目指すもので、今回は、指導医と遠方にいる生徒がＶＲゴーグルを通して同じ映像を見ながら歯の手術の授業を行いました。また、ゴーグルを通して実際の模型とＡＲによる３Ｄ映像を見ながら模型を使った練習も行いました。

　「歯科クリニック同士が５Ｇでつながって、こうやって遠隔で手術の支援をするっていうのができるようになる」（Ｈｏｌｏｅｙｅｓ株式会社 谷口直嗣代表取締役）

　今後は遠方の指導医の指導を受けながら若手歯科医による手術も実施する予定で、ソフトバンクは歯科クリニック向けサービスとして展開していきたいとしています。（12日21:19）