歯科医の助手はセンサー付き歯ブラシ


歯科医の助手はセンサー付き歯ブラシ

2017/10/3 15:44
共有
保存javascript:void(0)
印刷
その他javascript:void(0)

 オムロンヘルスケア(京都府向日市)は3日、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の技術を使い、正しい歯みがきを指導するサービスを始めたと発表した。歯科医が歯ブラシにつけたセンサーを通じ、磨き残しなどを見られる。歯周病に関心の高い30~50代の女性を狙っている。初年度に4万台の販売を目指す。

 サービス「キュアライン」は、歯科医が個人に合った歯みがきの仕方を電子カルテに入力すると、その場で歯ブラシ本体に登録される。患者はスマートフォン(スマホ)のアプリを使って処方箋を見ながら歯を磨く。

 歯みがきには位置を検出するセンサーがついていて、正しい角度で必要な時間をかけて磨いているか、歯科医に情報が届く。患者が来院した際に、データを見ながら指導することができる。

 価格は充電器などと合わせ2万7000円(税別)。クラウドの分析システムは1医院あたり月1000円(同)かかる。歯科医用のコンピューターソフトを開発・販売するミック(東京・新宿)などと共同で開発した。

共有
保存javascript:void(0)
印刷
その他javascript:void(0)

電子版トップ速報トップ

企業・業界をもっと詳しく

企業がわかる。業界がみえる。ニュースとデータをまとめてチェック!