ライオン、妊産婦向けアプリ・Babyプラスに予防歯科情報を提供|週刊粧業オンライン
粧業日報 2019年10月2日号 4ページ
2019年10月2日 11時30分

ライオンは、「妊産婦への予防歯科」の普及に向け、公益社団法人日本歯科医師会(堀憲郎会長)と公益社団法人日本産科婦人科学会(木村正理事長)とが連携を推進するための取り組みとして、日本産科婦人科学会が提供する妊産婦向けアプリ「Babyプラス」に、日本歯科医師会監修のもと妊産婦向けの「予防歯科ガイド」という位置づけで予防歯科に関するコンテンツの提供を開始した。
近年、歯周病に罹患した妊婦は早産および低体重児出産へのリスクの増大が指摘されるなど、妊娠期におけるオーラルケアの重要性については、歯科・産科婦人科の双方から関心が高まっている。
同社は、自治体や産婦人科での「0才からの予防歯科」冊子の配布(累計96万部)、1.6歳児健診での「仕上げ磨き」啓発(年間26万人)を継続して実施している。また、マタニティ期・産後の歯みがき習慣、食事習慣の改善やムシ歯治療が大切であること、ママだけでなく家族全員でオーラルケアを意識することが大切であることを発信している。
Babyプラスは、産婦人科医監修の正しい情報のチェックや、妊娠週数別に産科医が妊産婦に知っておいてもらいたい情報を配信、お腹の中の赤ちゃんの様子の認知向上、その他胎動カウンター・陣痛カウンター・アルバム・日記機能など、主に出産までに必要な「正しい情報」を取得するための機能を備えている。
メニュー画面上に、「予防歯科ガイド」へ誘導する予防歯科マークのアイコンが掲載され、予防歯科ガイド内には、妊娠期別のオーラルケア情報や、ママと子どものむし歯の関係、予防歯科セルフチェックなどのコンテンツが表示される。
「予防歯科ガイド」は、ライオンが作成に協力し日本歯科医師会が監修した予防歯科に関する情報や妊娠期別にオーラルケアのポイントを解説するコンテンツで、つわりや体調の変化などに応じた妊婦のオーラルケア方法を紹介。出産後の赤ちゃんとのスキンシップにおけるオーラルケアや予防歯科セルフチェックなど、妊娠・出産期のオーラルケア情報の提供を予定している。
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